コトバコ
2009-02-11T10:11:38+09:00
aidana
みたこと、きいたこと、思ったことの備忘録です。
Excite Blog
夢のよう
http://kotobaco.exblog.jp/10852035/
2009-02-11T10:10:35+09:00
2009-02-11T10:11:38+09:00
2009-02-11T10:11:38+09:00
aidana
未分類
こんな世界に住みたいよ。
ちょっと高くてばしばし買えるものではないけどさー。
ミントチョコ色のマルチボーダーが頭から離れない。
春だなぁ。
sally scott]]>
ムーンサイド/ムーンパレス
http://kotobaco.exblog.jp/10196525/
2008-11-24T18:25:00+09:00
2008-11-24T18:34:34+09:00
2008-11-24T18:26:45+09:00
aidana
読みもの
正直、「ぴったり」と親密さを感じる作家ではないのだけど、
それでも新作が出ていればチェックする
限られた作家の一人です。
割と読んでいると思うが、「ムーン・パレス」は実は最近になって読んだ。
なぜか、既読だと思い込んでいたのです(たまにそういう思い込みがある)。
で、なんでかなーと考えてみて気付いた。
MOTHER2のムーンサイドと混同していたんだ!と。
たかがゲームと思われるかもしれないが、
子供心にこの「ムーンサイド」という街は恐くてたまらなかった。
ネオンサインが怪しく光っていて、ただ逃げることを考えて彷徨った。
今思い返してもムーンサイドの記憶は鮮明だな。
ムーン・パレスは窓から見えるネオンサインだから、
当たらずといえども遠からず(使い方違う)。
エフィングという人物が好きでした。
ムーン・パレス (新潮文庫)
ポール・オースター / / 新潮社
ISBN : 4102451048
記憶違い・その2。
ブレード・ランナーという映画を子供の頃以来に観た(と思っていた)ら、
記憶していた内容とまったく違った。
(なにこれ!めちゃくちゃ面白いじゃん!
もちろんしっかりしたSFなのだけど、アメリカの探偵物としてのトーンが貫かれてて。
ま、それはそれとして)
じゃあ私の記憶の中の映画はなんなのか?
調べました。
シュワ氏の「バトル・ランナー」でした。
へー、「バトル・ランナー」ってスティーブン・キングなのね。
インターネットって便利。
ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組)
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B0016Y9E92
バトルランナー
/ カルチュア・パブリッシャーズ
ISBN : B00005G0J6
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「うってつけの日」と「日和」
http://kotobaco.exblog.jp/10146429/
2008-11-16T17:35:00+09:00
2008-11-16T17:40:59+09:00
2008-11-16T17:36:42+09:00
aidana
読みもの
どっちも素晴らしくいいよなー。バナナフィッシュ。
モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号
/ ヴィレッジブックス
ISBN : 4863320086
モンキー ビジネス 2008 Summer vol.2 眠り号
柴田 元幸 / / ヴィレッジブックス
ISBN : 4863320590
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
J.D.サリンジャー / / ヴィレッジブックス
ISBN : 4863320906
ナイン・ストーリーズにはしびれた。
解説など一切無し、だったのは、
多分サリンジャー作品の契約上の問題だと思いますが、
次回3.5号でなにかしら読めるだろう、と期待。
それにしても、今のところ10割打者だよ、この雑誌。
この値段でこの内容はお得だったな、と毎回読み終わって思う。
みんなyom~なんかよりこっちを読むべき!
というのは独断だけど(なんか、っていうほどひどくはないし)。
ぜひ売り上げが上がって、続いてほしい雑誌。
表紙もかわいいしね。
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ぽーにょぽにょぽにょ
http://kotobaco.exblog.jp/9300200/
2008-07-26T13:37:00+09:00
2008-07-27T19:42:54+09:00
2008-07-26T13:37:42+09:00
aidana
観もの
これからもゆるゆるペースでいきます。
パソコンが復活したので、写真の整理もしたいなぁ。
さて、なにはさておき「ポニョ」だ。
もう、もう、とっても良いので、ぜひ沢山の人に観てほしい!
私は泣いたよ。
だけど、周囲の観た人の反応がいまいち。
「話の筋がわからない」だの、「あの人は何をしたかったんだ」だの、なんだの。
大事なのは、「何と言っているか」ではなくて、「何を言いたいか」だと思う。
子どもなら、ちゃんとわかるはず。
本当はわかっているはずなのに、わからないと言う大人たちは、
子どもだったころの自分をないがしろにしないで下さい!
と、いきがってはみるものの、
こんなストレートにずどんと衝撃を受ける自分は、
大人としては生き難いかもしれない、
とはたと気付く。
やわなところを変なものにつけこまれないように、
それなりに防衛していかないとな。
そこは大人なので、自分の大切なものは自分で守らなければ。
「崖の上のポニョ」公式サイト
宮崎駿インタビュー
*8/5(火)22時から 「プロフェッショナル」
宮崎駿のすべて ポニョ密着300日]]>
in someone's shoes
http://kotobaco.exblog.jp/8796249/
2008-05-05T23:47:00+09:00
2008-05-06T00:09:46+09:00
2008-05-05T23:47:21+09:00
aidana
読みもの
パソコンが不調で読み込まないのでひとまずおいといて。
象 (村上春樹翻訳ライブラリー c- 8)
レイモンド・カーヴァー / / 中央公論新社
ISBN : 4124035071
この中の一篇 「使い走り」に、もう息が止まるかと思った。
史実らしきところから、あるひとりのボーイの視点に移ってのラストまで、ただ圧倒的。
自分の死を間近に感じていて、どうしてこんなものが書けるんだろう、
というのがまず恐ろしいくらい衝撃だった。
これが最後の短編だなんて(村上春樹の解題参照のこと)。
自分に対する憐憫のようなものが一切無い(少しくらい滲んでしまってもいいようなものだ)。
人が死ぬということは、無になるんだ、永遠にいなくなるんだ、
ということが容赦なく書かれている。
あぁ、どうやったらこんなものが書けるんだろう。
震えがきた。これは何度も読み返すだろう。
他の短編もカーヴァーらしい、歯応えある一冊です。]]>
話は飛んで
http://kotobaco.exblog.jp/8607138/
2008-04-06T23:55:04+09:00
2008-04-06T23:55:10+09:00
2008-04-06T23:55:10+09:00
aidana
未分類
たまりにたまった家計簿に1時間も費やす。
残高なんて当然合わず、調整調整。
時系列も知ったこっちゃないです。
好きな人は前から好きなんだろうけど、
最近個人的に、「意外といいかも」と思ったもの。
池澤夏樹
新刊の「修道院」という短編がどろりとしていて良かった。
榮太楼総本舗の飴。うまいー。
缶がかわいいよ。硬貨使って開けろって書いてあるよ。素朴…。
鉤針編み。
軽く10年ぶりくらいだったけど、意外と憶えていた。
その思い出す感じがちょっとした快感。
クラムボン。
意外にも全く聴いたことがなかった。なんでだろ。
それにしても「クラムボン」って名前はうらやましい。
こういうどうでもいい事でも書いておかないと、
時間が飛ぶように過ぎて行くし、
振り返るとがらんどうのようなのは嫌だ。]]>
Drop in KOBE 1
http://kotobaco.exblog.jp/8604281/
2008-04-06T18:55:00+09:00
2008-04-06T19:03:47+09:00
2008-04-06T18:55:16+09:00
aidana
生もの
公式サイト
なぜかなりゆきで神戸にて観劇しました。
こういう突飛な企画には乗ったほうがよい、と経験上思っている。
行くまでの準備などは死ぬほどめんどくさいが。
神戸 (ことりっぷ)
/ 昭文社
ISBN : 439815325X
テンションを上げるために「ことりっぷ」を買ったのは良かったな!
1泊2日の旅行ならこの内容で十分。
装丁でわかるとおり、過分にガーリーガーリーしているけれど。
以下思い出せる限りメモ。
一日目。
夜行バスにて着。
実は神戸を訪ねるのは初めて。
文字通り縁もゆかりもない。ストレンジャー。
なにか神戸で思い当たるものといえば村上春樹。
とは言っても、ゆかりのお店に行ったりだとか、そういうことはしなかったんだけど、
小説にある港町であり、かつ山のある街の雰囲気を感じたような。
繁華街から山が見えるこの感じは、鹿児島や札幌に繋がるところがあるな。
港に行って、傾いた街灯と割れたコンクリートを見る。
それらは現在の地面の1mほど下にあった。
古い建物がすごい!
こんな風に何十年何百年と残る建物が今建てられているだろうか?
古い銀行を改装したカフェは、カツも美味しい。E.H.BANK
パティスリー トゥーストゥースのケーキは完璧な可愛さ。
ケーキってもんは大抵可愛いものだけど、これは完璧。
そのへんを見てくると言って出て行った、
誰よりも「ことりっぷ」を活用しているSを尻目にホテルでいったん仮眠。
旅の目当ての「Drop」へ行き、
キッシュ屋のカウンターでワインとともに食事。
こんなお店が近くにほしい。
ポツネンの1作目は衝撃的で、
2作目は、やりたいことはわかるけど、うーんという所もあり(個人的には)。
1つ1つのコントはもちろん凄いのだけど、1本の舞台としては
観ている側の集中力が持たないほど長すぎたり(私だけか)。
今回の3作目は、そのバランスがよかったと思う。
けむしの可愛さ。
ああいう可愛いの、続けてほしいなぁ。
エンディングの消え方が美しいなー。
ほろ苦くもうきうきでもない、うまく言えない。]]>
めがかゆい
http://kotobaco.exblog.jp/8390957/
2008-03-06T23:53:53+09:00
2008-03-06T23:53:54+09:00
2008-03-06T23:53:54+09:00
aidana
ウェブのもの
佐藤雅彦さんの茂木さんあてメモが可愛い。
→
そこ
とか!つぼ。
こういう可愛さを持っていたい。
大事だ、これ。
・スケジュールとお金とメールの管理が後手後手。
時間の使い方が悪いのか、睡眠時間が長すぎるのか。
・谷川俊太郎の詩集をネットで出品したら売れた。
再読したら、売りたくなくなった。ありがちで切実。
・私はどこに行っても、その組織がうまくまわるか、という所が気になるらしい。
私生活においては無駄大歓迎の生き方だけど、
仮にも組織で動くのにも関わらず、ちょっと考えりゃこの無駄なくなるじゃん、
というところが放置されていることには腸煮えくり返る想い。
こんなんで経費削減とか言ってんじゃねーよ。
ってまた青いことを思ったり。
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ヘッドフォンOL
http://kotobaco.exblog.jp/8309591/
2008-02-24T22:04:30+09:00
2008-02-24T22:04:34+09:00
2008-02-24T22:04:34+09:00
aidana
聴くもの
キリンジ / / Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
ISBN : B00123P9HI
これはいい。文句なし。
ライブたのしみだなぁ。
SymmetryS
SymmetryS / / エイベックス・エンタテインメント
ISBN : B0010Z2D54
コレ関連のものはもう買わないだろうと、わりと冷めた気持ちで
いたのだけど(いや、相変わらず好きだけど、お金かけるのはやめようかと)、
タワーで視聴したら、やっぱ良かったので購入。
やっぱFPMは好きだからなぁ。かっけー。
「卒業生 イン ザ ハウス」が好き。
花粉除けにしているマスクが、通勤途中のにやにや笑いを隠すのに思わぬ活躍。
脱線だけど、これを検索しようとして「シンメトリー」って入力したら、
museの「オリジン・オブ・シンメトリー」がでてきた。懐かしい!
マイnanoがもう容量限界。2台目が欲しい。
岸部一徳はいいよね(四郎じゃなくて)。
出てると見入ってしまう数少ない日本の俳優だわ。あと、三浦友和。
初めてパチンコというものをしてみた。
ちょっと当たった。
仕組みがわからない。
何回説明してもらってもわからない。
確変とかになると知らないひとがこっち見てくるので恥ずかしい。
まぁ、例えばアニメ好きな人がその台が出たらやりたい、っていう気持ちはわかった。
私も村上春樹の台が出たらはまるかも。
音はジャズで、安西水丸画伯の絵がたくさん出てくるの(絶対無い)。]]>
プロセス
http://kotobaco.exblog.jp/8257401/
2008-02-17T21:45:00+09:00
2008-02-17T21:51:16+09:00
2008-02-17T21:45:36+09:00
aidana
展示もの
なんと本日は、東京マラソン開催記念で無料。
都もたまには粋なことをするじゃないか…。
財布が軽かったので、かなりうれしい。
ま、わっかんねーな、というものもあったのだけど、
(わかりにくい展示物のとこには、説明員を常駐させるとか、
っていうのはやはり、人員的に不可能なんでしょうかね。できればやってほしい)
これは!というものがひとつあったので大収穫。
「タイプトレース道 舞城王太郎之巻」
作家がタイプしていくその過程を、変換、打ち間違い、削除、書き直し、
逡巡もしくは熟考しているかのような「打たれない時間」までも、そのまま再現する展示。
変化する画面にあわせて、置いてあるキーボードがカタカタと実際に動くのもユーモラス。
これは他の作家でもぜひみたい!
創作の過程って、なんでこんなに興味をそそられるんだろう。
ずっと見ていても飽きない。
漠然とだけれど、これに笑いの要素を取り入れれば、
「Potsunen」なんかでも使えるんじゃ?と勝手に思った。
--------
それにしても、こういう展示はたまに行かなきゃ駄目だな。
日々働くだけじゃ、こういうものを見る力が鈍る、鈍る。
そういうわたしも今日は久々で、そっちのスイッチが入るまで時間がかかったもの。
そもそも誘われなきゃ今日も行ってなかったし。億劫でも、たまには行こうっと。]]>
キラキラ
http://kotobaco.exblog.jp/8235112/
2008-02-14T23:02:00+09:00
2008-02-14T23:06:04+09:00
2008-02-14T23:02:23+09:00
aidana
聴くもの
ウーター・ヘメル / / P-Vine Special
ISBN : B000VJXC3M
メル・トーメを思わせる歌声、
という触れ込みに魅かれて聴いてみたら、
や、ほんとにほんとに!
メル・トーメが現代のビートで歌ってる!という感じ。
こういう艶っぽい洒脱な声好きな人にはたまらないでしょう。
2月頭に来日、都内でライブしていたらしい。
うわー、もう一足早ければなぁ。
久々に悔しいわ。
Benny Sings
Benny... at Home / / Sonar Kollektiv
ISBN : B000PA9PQU
ヘメルも良かったんだけど、やられたー!というのはむしろこっち。
ヘメルのプロデューサーがこの人。
もー、キラッキラ!
すんごいキャッチーなのに、よく聴くと変で、飽きない。
んー、これはツボだ。
キラキラしててわかり易く楽しくて、かつ聴き込んでも楽しいなんて、うますぎ。
猛プッシュ中です(何様…)。]]>
どちらの箱
http://kotobaco.exblog.jp/8147084/
2008-02-03T21:15:00+09:00
2008-02-03T22:56:41+09:00
2008-02-03T21:15:09+09:00
aidana
読みもの
村上春樹が嫌い、とあってすごく納得。
さらに、保坂和志を尊敬しているとのこと。
銀色夏生も好きって書いてあるし。
うーん、おもしろいなぁ。
というのも私、枡野浩一は、やってること面白いと思うし、興味はあるんだけど、
何度か歌やエッセイを読んでみて、挫折しているのです。
保坂和志も同じく。
この二人の書く評論は面白いと思うのだが。
逆に、村上春樹が嫌いという理由も、読んで理解できなくない。
かっこつけてて、読んでて恥ずかしい、とかそういうやつね。
そうなんだよね、わからなくないよ、うん、とまで思って、
じゃあなんで私は好きなのか、だよなぁ。
否定派の意見も理解はできるから、
実は読むときにちょっと斜めの目線で読み始めたりすらしている。
それなのに、そういうあるはずの恥ずかしさを感じたことはない。
感じる間もなく飲み込まれるというか。作品の力が違うのか。
村上春樹のエッセイは読めないものも多かったりします。
それは純然たるフィクションではないからなのか。
書きあぐねている人のための小説入門
保坂 和志 / / 草思社
ISBN : 4794212542
短歌の友人
穂村 弘 / / 河出書房新社
ISBN : 4309018416
ちょうどこれとこれを読んでいたところにみつけたインタビューだったので、
読み合わせて面白かったです。
や、最近ちょっと評論、というか、
作り手の書く創作論みたいのを読むのにはまっててさ。
面白いのあったら紹介してください。
-------
好きと嫌い、
(ってちょっと幼稚な言葉かもしれない)
そのどちらの箱に分類するか考えることは、
どちらにも興味があるってことなのは言うまでもない。
久々にそういうことがしたい気分。中高生みたい。]]>
ぐちぐち
http://kotobaco.exblog.jp/8091556/
2008-01-27T22:22:00+09:00
2008-01-27T22:26:16+09:00
2008-01-27T22:22:57+09:00
aidana
おもいもの
書きたいけどちょっとめんどいなーと思っていたブログ更新までできちゃったよ、
という記録です。 やー、ね。
なんでこんな唐突にブログを更新しているかというと、
会社で行った旅行で、ほんとに嫌なことが沢山あって、
こんなのが社会で、
そこで必要なスキルがあんなんで、
それをこなせるのが社会人なんだとしたら、
社会人だなんて呼ばれなくていい、呼ばないでくれ、
と思ったからです。
多分私は顔に出さないから、気付かれてはいないと思うけれど、
かなりの潔癖症なのだと思う。
権力を振りかざす奴とか、
それに逆らえとまでは言わないけれど守ってもくれない中堅どころの人とか、
もう嫌で嫌でしょうがない。
むしろ傍観者のほうがより一層やだ。
でも、何にこんなに憤っているかというと、
その場にいつつ何もできない自分なんだよ、結局。
ほんとやだ。
あ、料理も景色もよかったです。
こういうのも一つの経験だな、ほんとに勉強になった。]]>
読書始め
http://kotobaco.exblog.jp/8023521/
2008-01-27T22:01:00+09:00
2008-01-27T22:04:24+09:00
2008-01-19T12:23:09+09:00
aidana
読みもの
こんな感じで、今年もマイペース全開ですがよろしくお願いします!
今年は読書の量と質の向上が目標です。
(あ、質ってのは、私の読み方の質ね。漫然と読むのはやめる)
さてさて、今年の一冊目は、
奇しくも去年と同じカズオ・イシグロ。
日の名残り
カズオ イシグロ / / 早川書房
ISBN : 4151200037
以下、物語の筋に触れますのでご注意を。
主人公である執事の語りで全編が進む。
車での小旅行という現在部分と、卿に仕えていた過去の回想部分が作用し合うかたち。
この執事に全く感情移入できない!
なんだこの鼻持ちならない感じ!
真面目で職務に忠実なのはわかるけどさ、何か欠けているというか、
わざと封じ込めているというか、んーもう!と思わされつつも、
読み進む。やめられない。
(ものの本によると、「信用ならざる語り手」の手法とされてました)
そんな風にためにためて、ついに元女中頭との再会があり、
桟橋でひとり人生を振り返る最後の部分が素晴らしい流れ。
「人生を振り返る」なんて書くと陳腐に聞こえるかもしれないけれど、
小旅行と回想部分が肉厚だから、この最後の部分が成立するんだろうなぁ。
(量的にも、全編が文庫版で350pくらい、再会から最後は20pちょい)
しかもそこで主人公が出した結論が、ジョークの重要性っていうのがぐっとくる。
正月休みにどっぷり楽しませてもらいました。
ブッカー賞受賞作です。
映画化もされている。観たい。
ブッカー賞って結構映画化率が高いのかな?「ガープの世界」とか。
------
あー、読んだ本がかなり溜まっている。
松浦理英子の「犬身」とか、すごかったよ。
ちょっとずつ書いていきたい(所信表明)。
]]>
ホットトールラテ
http://kotobaco.exblog.jp/7710838/
2007-12-12T23:46:00+09:00
2007-12-13T00:27:54+09:00
2007-12-12T23:46:19+09:00
aidana
未分類
どこかで見たことあるよなー、
ともやもやしていたのですが、さっき思い当たった。
木内達朗さんのイラストレーションだっ!
あーすっきり。
色味が独特。
特に水色が好き。
年明けに個展もあるらしい。メモメモ。
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木内達朗個展
氷河ねずみの毛皮と電気ねずみの軌跡とマングースの筆
2008年1月14日(月)~19日(土) ギャラリーハウスマヤ
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読書関係つれづれ。
読む本がなくなって、再読期に入りました。
「海辺のカフカ」は読み返したらとんでもなくすごかった。
悪夢みたい、って読ませるのは凄い。
バランスを取ろうとしていない、というか。
下巻の後半は、「あ、私まだ読めてないな」と思った。
もう1回だな、これは。
明日からは「センセイの鞄」を読む予定。
ネット関連。
ほぼ日の中で、個人的には久々にヒットしたもの。
ねむりと記憶
海馬の池谷裕二さん。
やっぱこの人の話、おもしろいなー。
私が卒論で扱った、言葉への依存と不信感に関係するかな、というのもあり興味深い。
音楽を聴くときの能動性なんかにも触れられていて。
あーぁ、学生に戻って勉強したいぜ、と思った。
ほんとは勉強なんてどこででもできるのかもしれないけどさー!
でも私はそんなに強くないからな。流されていきてしまうよ。]]>
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