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by aidana
| 2009-02-11 10:10
ポール・オースターは私にとって、
正直、「ぴったり」と親密さを感じる作家ではないのだけど、 それでも新作が出ていればチェックする 限られた作家の一人です。 割と読んでいると思うが、「ムーン・パレス」は実は最近になって読んだ。 なぜか、既読だと思い込んでいたのです(たまにそういう思い込みがある)。 で、なんでかなーと考えてみて気付いた。 MOTHER2のムーンサイドと混同していたんだ!と。 たかがゲームと思われるかもしれないが、 子供心にこの「ムーンサイド」という街は恐くてたまらなかった。 ネオンサインが怪しく光っていて、ただ逃げることを考えて彷徨った。 今思い返してもムーンサイドの記憶は鮮明だな。 ムーン・パレスは窓から見えるネオンサインだから、 当たらずといえども遠からず(使い方違う)。 エフィングという人物が好きでした。 ムーン・パレス (新潮文庫) ポール・オースター / / 新潮社 ISBN : 4102451048 記憶違い・その2。 ブレード・ランナーという映画を子供の頃以来に観た(と思っていた)ら、 記憶していた内容とまったく違った。 (なにこれ!めちゃくちゃ面白いじゃん! もちろんしっかりしたSFなのだけど、アメリカの探偵物としてのトーンが貫かれてて。 ま、それはそれとして) じゃあ私の記憶の中の映画はなんなのか? 調べました。 シュワ氏の「バトル・ランナー」でした。 へー、「バトル・ランナー」ってスティーブン・キングなのね。 インターネットって便利。 ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) / ワーナー・ホーム・ビデオ ISBN : B0016Y9E92 バトルランナー / カルチュア・パブリッシャーズ ISBN : B00005G0J6 #
by aidana
| 2008-11-24 18:25
| 読みもの
前者が野崎孝訳で、後者が柴田元幸新訳なわけだけど、
どっちも素晴らしくいいよなー。バナナフィッシュ。 モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号 / ヴィレッジブックス ISBN : 4863320086 モンキー ビジネス 2008 Summer vol.2 眠り号 柴田 元幸 / / ヴィレッジブックス ISBN : 4863320590 モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号 J.D.サリンジャー / / ヴィレッジブックス ISBN : 4863320906 ナイン・ストーリーズにはしびれた。 解説など一切無し、だったのは、 多分サリンジャー作品の契約上の問題だと思いますが、 次回3.5号でなにかしら読めるだろう、と期待。 それにしても、今のところ10割打者だよ、この雑誌。 この値段でこの内容はお得だったな、と毎回読み終わって思う。 みんなyom~なんかよりこっちを読むべき! というのは独断だけど(なんか、っていうほどひどくはないし)。 ぜひ売り上げが上がって、続いてほしい雑誌。 表紙もかわいいしね。 #
by aidana
| 2008-11-16 17:35
| 読みもの
久々に更新。
これからもゆるゆるペースでいきます。 パソコンが復活したので、写真の整理もしたいなぁ。 さて、なにはさておき「ポニョ」だ。 もう、もう、とっても良いので、ぜひ沢山の人に観てほしい! 私は泣いたよ。 だけど、周囲の観た人の反応がいまいち。 「話の筋がわからない」だの、「あの人は何をしたかったんだ」だの、なんだの。 大事なのは、「何と言っているか」ではなくて、「何を言いたいか」だと思う。 子どもなら、ちゃんとわかるはず。 本当はわかっているはずなのに、わからないと言う大人たちは、 子どもだったころの自分をないがしろにしないで下さい! と、いきがってはみるものの、 こんなストレートにずどんと衝撃を受ける自分は、 大人としては生き難いかもしれない、 とはたと気付く。 やわなところを変なものにつけこまれないように、 それなりに防衛していかないとな。 そこは大人なので、自分の大切なものは自分で守らなければ。 「崖の上のポニョ」公式サイト 宮崎駿インタビュー *8/5(火)22時から 「プロフェッショナル」 宮崎駿のすべて ポニョ密着300日 #
by aidana
| 2008-07-26 13:37
| 観もの
神戸の異人館が素晴らしくて写真をいっぱい撮ったのに
パソコンが不調で読み込まないのでひとまずおいといて。 象 (村上春樹翻訳ライブラリー c- 8) レイモンド・カーヴァー / / 中央公論新社 ISBN : 4124035071 この中の一篇 「使い走り」に、もう息が止まるかと思った。 史実らしきところから、あるひとりのボーイの視点に移ってのラストまで、ただ圧倒的。 自分の死を間近に感じていて、どうしてこんなものが書けるんだろう、 というのがまず恐ろしいくらい衝撃だった。 これが最後の短編だなんて(村上春樹の解題参照のこと)。 自分に対する憐憫のようなものが一切無い(少しくらい滲んでしまってもいいようなものだ)。 人が死ぬということは、無になるんだ、永遠にいなくなるんだ、 ということが容赦なく書かれている。 あぁ、どうやったらこんなものが書けるんだろう。 震えがきた。これは何度も読み返すだろう。 他の短編もカーヴァーらしい、歯応えある一冊です。 #
by aidana
| 2008-05-05 23:47
| 読みもの
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