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ヘメル
ウーター・ヘメル / / P-Vine Special ISBN : B000VJXC3M メル・トーメを思わせる歌声、 という触れ込みに魅かれて聴いてみたら、 や、ほんとにほんとに! メル・トーメが現代のビートで歌ってる!という感じ。 こういう艶っぽい洒脱な声好きな人にはたまらないでしょう。 2月頭に来日、都内でライブしていたらしい。 うわー、もう一足早ければなぁ。 久々に悔しいわ。 Benny Sings Benny... at Home / / Sonar Kollektiv ISBN : B000PA9PQU ヘメルも良かったんだけど、やられたー!というのはむしろこっち。 ヘメルのプロデューサーがこの人。 もー、キラッキラ! すんごいキャッチーなのに、よく聴くと変で、飽きない。 んー、これはツボだ。 キラキラしててわかり易く楽しくて、かつ聴き込んでも楽しいなんて、うますぎ。 猛プッシュ中です(何様…)。 #
by aidana
| 2008-02-14 23:02
| 聴くもの
枡野浩一のインタビューを読んでいて、
村上春樹が嫌い、とあってすごく納得。 さらに、保坂和志を尊敬しているとのこと。 銀色夏生も好きって書いてあるし。 うーん、おもしろいなぁ。 というのも私、枡野浩一は、やってること面白いと思うし、興味はあるんだけど、 何度か歌やエッセイを読んでみて、挫折しているのです。 保坂和志も同じく。 この二人の書く評論は面白いと思うのだが。 逆に、村上春樹が嫌いという理由も、読んで理解できなくない。 かっこつけてて、読んでて恥ずかしい、とかそういうやつね。 そうなんだよね、わからなくないよ、うん、とまで思って、 じゃあなんで私は好きなのか、だよなぁ。 否定派の意見も理解はできるから、 実は読むときにちょっと斜めの目線で読み始めたりすらしている。 それなのに、そういうあるはずの恥ずかしさを感じたことはない。 感じる間もなく飲み込まれるというか。作品の力が違うのか。 村上春樹のエッセイは読めないものも多かったりします。 それは純然たるフィクションではないからなのか。 書きあぐねている人のための小説入門 保坂 和志 / / 草思社 ISBN : 4794212542 短歌の友人 穂村 弘 / / 河出書房新社 ISBN : 4309018416 ちょうどこれとこれを読んでいたところにみつけたインタビューだったので、 読み合わせて面白かったです。 や、最近ちょっと評論、というか、 作り手の書く創作論みたいのを読むのにはまっててさ。 面白いのあったら紹介してください。 ------- 好きと嫌い、 (ってちょっと幼稚な言葉かもしれない) そのどちらの箱に分類するか考えることは、 どちらにも興味があるってことなのは言うまでもない。 久々にそういうことがしたい気分。中高生みたい。 #
by aidana
| 2008-02-03 21:15
| 読みもの
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by aidana
| 2008-01-27 22:22
| おもいもの
そして、ブログ始め(遅)。
こんな感じで、今年もマイペース全開ですがよろしくお願いします! 今年は読書の量と質の向上が目標です。 (あ、質ってのは、私の読み方の質ね。漫然と読むのはやめる) さてさて、今年の一冊目は、 奇しくも去年と同じカズオ・イシグロ。 日の名残り カズオ イシグロ / / 早川書房 ISBN : 4151200037 以下、物語の筋に触れますのでご注意を。 主人公である執事の語りで全編が進む。 車での小旅行という現在部分と、卿に仕えていた過去の回想部分が作用し合うかたち。 この執事に全く感情移入できない! なんだこの鼻持ちならない感じ! 真面目で職務に忠実なのはわかるけどさ、何か欠けているというか、 わざと封じ込めているというか、んーもう!と思わされつつも、 読み進む。やめられない。 (ものの本によると、「信用ならざる語り手」の手法とされてました) そんな風にためにためて、ついに元女中頭との再会があり、 桟橋でひとり人生を振り返る最後の部分が素晴らしい流れ。 「人生を振り返る」なんて書くと陳腐に聞こえるかもしれないけれど、 小旅行と回想部分が肉厚だから、この最後の部分が成立するんだろうなぁ。 (量的にも、全編が文庫版で350pくらい、再会から最後は20pちょい) しかもそこで主人公が出した結論が、ジョークの重要性っていうのがぐっとくる。 正月休みにどっぷり楽しませてもらいました。 ブッカー賞受賞作です。 映画化もされている。観たい。 ブッカー賞って結構映画化率が高いのかな?「ガープの世界」とか。 ------ あー、読んだ本がかなり溜まっている。 松浦理英子の「犬身」とか、すごかったよ。 ちょっとずつ書いていきたい(所信表明)。 #
by aidana
| 2008-01-27 22:01
| 読みもの
スターバックスのクリスマス用ポスターがかわいくて、
どこかで見たことあるよなー、 ともやもやしていたのですが、さっき思い当たった。 木内達朗さんのイラストレーションだっ! あーすっきり。 色味が独特。 特に水色が好き。 年明けに個展もあるらしい。メモメモ。 ------- 木内達朗個展 氷河ねずみの毛皮と電気ねずみの軌跡とマングースの筆 2008年1月14日(月)~19日(土) ギャラリーハウスマヤ ------- 読書関係つれづれ。 読む本がなくなって、再読期に入りました。 「海辺のカフカ」は読み返したらとんでもなくすごかった。 悪夢みたい、って読ませるのは凄い。 バランスを取ろうとしていない、というか。 下巻の後半は、「あ、私まだ読めてないな」と思った。 もう1回だな、これは。 明日からは「センセイの鞄」を読む予定。 ネット関連。 ほぼ日の中で、個人的には久々にヒットしたもの。 ねむりと記憶 海馬の池谷裕二さん。 やっぱこの人の話、おもしろいなー。 私が卒論で扱った、言葉への依存と不信感に関係するかな、というのもあり興味深い。 音楽を聴くときの能動性なんかにも触れられていて。 あーぁ、学生に戻って勉強したいぜ、と思った。 ほんとは勉強なんてどこででもできるのかもしれないけどさー! でも私はそんなに強くないからな。流されていきてしまうよ。 #
by aidana
| 2007-12-12 23:46
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